2010年 04月 27日
カウントダウン!プリメラ・コムニオン |
土曜日にアレックスのプリメラ・コムニオン(初聖体拝領式)を控え、何となくバタバタしている我が家です。今週は、学校でも前祝パーティーやリハーサルなどがあって、子供たちは勉強どころではないという感じ。
日本の方々には馴染みのないこのイベント。まず簡単に説明しましょう。
カトリック教会では洗礼後、小学校低学年から2-3年間にわたって行われるカテケシスを通して、信者としての教育を受けます。その後8-9歳頃になると、プリメラ・コムニオンで初めて聖体拝領の儀式に参加し、信者として大人の仲間入りをするわけです。
教会で行われる結婚式やミサで、信者たちが祭壇に近づき、司祭から丸く白いお菓子みたいなものを口の中に入れてもらっているのを見たことがあるでしょうか。あの白いものはオスティア(英語ではホスチア)と呼ばれ、キリストの体を意味し、食べることでキリストと一体になるという意味があるようです。プリメラ・コムニオンは、初めてオスティアをもらう日、なんですね。
スペインでは衣装をはじめ、この儀式がすっかり商業化してしまっていることは、以前のブログで少し触れました。親御さんにとっては、子供の一生に一度の大イベント。肩に力が入るのはわかるのですが、ちょっと行きすぎでは、と思うことばかり・・・。
牧師さんが開催した、事前説明会でのこと。牧師さんが、「当日、教会内での保護者席の配列は、アルファベット順になります。」と説明。すると会場のお母さんたちのすごいブーイング。「それでは不公平なので、くじ引きにするべきではないですか」とか言っている。たった3列の席のことなんです。信じられません・・・。20-30分ほどたっても埒が明かなかったので、私は退席してしまい、結果は知りませんが。
次は衣装。幸いアレックスの学校では、全員がレンタルの白いロングチュニックを着ます。先日サイズ合わせで学校へ行ったときのこと。1種類のデザインしかないものなのに、娘に20着試着させてる母親・・・。
学校より、当日プロのカメラマンによる写真・ビデオ撮影申し込みの案内。1コピーで150ユーロ位だった記憶・・・。
お店を経営しているお母さんから、記念品の案内も届きました。名前や日付の入ったキーホルダーや写真立てなんかを記念品として招待客全員に配るファミリーもいます。こんな感じのもの。うちは用意しないけど。
それから食事。我が家は家族も少ないので、自宅で簡単にやります。料理だけは時間がないので、私たちの結婚式のときにお願いしたケータリング屋さんにヘルプ!担当者と打ち合わせをしたら、「家でこじんまりが一番!私が依頼を受けている別のファミリーは、パーティー用の会場を借り切って、招待客150人よ。ビジネスにはありがたいけど、大袈裟よね」と話していました。
「僕は、プリメラ・コムニオンのプレゼントにiPhoneを買ってもらうんだ」、と言っているアレックスのクラスメート・・・。
一体、どうなっちゃってるのでしょうね。プリメラ・コムニオンはまるで結婚式、とよく言われる理由が納得できます。我が家の質素なお祝いも後日アップしますので、よろしかったら覗いてくださいね。
■ ブログランキングに参加しています。いつも応援ありがとうございます!
日本の方々には馴染みのないこのイベント。まず簡単に説明しましょう。
カトリック教会では洗礼後、小学校低学年から2-3年間にわたって行われるカテケシスを通して、信者としての教育を受けます。その後8-9歳頃になると、プリメラ・コムニオンで初めて聖体拝領の儀式に参加し、信者として大人の仲間入りをするわけです。
教会で行われる結婚式やミサで、信者たちが祭壇に近づき、司祭から丸く白いお菓子みたいなものを口の中に入れてもらっているのを見たことがあるでしょうか。あの白いものはオスティア(英語ではホスチア)と呼ばれ、キリストの体を意味し、食べることでキリストと一体になるという意味があるようです。プリメラ・コムニオンは、初めてオスティアをもらう日、なんですね。
スペインでは衣装をはじめ、この儀式がすっかり商業化してしまっていることは、以前のブログで少し触れました。親御さんにとっては、子供の一生に一度の大イベント。肩に力が入るのはわかるのですが、ちょっと行きすぎでは、と思うことばかり・・・。
牧師さんが開催した、事前説明会でのこと。牧師さんが、「当日、教会内での保護者席の配列は、アルファベット順になります。」と説明。すると会場のお母さんたちのすごいブーイング。「それでは不公平なので、くじ引きにするべきではないですか」とか言っている。たった3列の席のことなんです。信じられません・・・。20-30分ほどたっても埒が明かなかったので、私は退席してしまい、結果は知りませんが。
次は衣装。幸いアレックスの学校では、全員がレンタルの白いロングチュニックを着ます。先日サイズ合わせで学校へ行ったときのこと。1種類のデザインしかないものなのに、娘に20着試着させてる母親・・・。
学校より、当日プロのカメラマンによる写真・ビデオ撮影申し込みの案内。1コピーで150ユーロ位だった記憶・・・。
お店を経営しているお母さんから、記念品の案内も届きました。名前や日付の入ったキーホルダーや写真立てなんかを記念品として招待客全員に配るファミリーもいます。こんな感じのもの。うちは用意しないけど。
それから食事。我が家は家族も少ないので、自宅で簡単にやります。料理だけは時間がないので、私たちの結婚式のときにお願いしたケータリング屋さんにヘルプ!担当者と打ち合わせをしたら、「家でこじんまりが一番!私が依頼を受けている別のファミリーは、パーティー用の会場を借り切って、招待客150人よ。ビジネスにはありがたいけど、大袈裟よね」と話していました。
「僕は、プリメラ・コムニオンのプレゼントにiPhoneを買ってもらうんだ」、と言っているアレックスのクラスメート・・・。
一体、どうなっちゃってるのでしょうね。プリメラ・コムニオンはまるで結婚式、とよく言われる理由が納得できます。我が家の質素なお祝いも後日アップしますので、よろしかったら覗いてくださいね。
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by yumisergio
| 2010-04-27 17:52
| Children