2011年 04月 30日
アーティーストか職人か |
先日この方のご自宅とアトリエにお邪魔してきました。
ぜひ彼の作品を観ていただきたい。超リアリズムと言うのでしょうか、まるで写真のように完璧な描写。でも写真よりずっと立体感があり、躍動感のある彼の作品。
この日は特別に、前日に完成したばかりで、翌日にはパリのアトリエに送られてしまうという貴重なタイミングで作品を見せてもらいました。覆った布が外されて、畳一畳ほどのその作品を目の前にしたときの、息を呑むような衝撃は忘れられません。中央に女性が描かれた絵でしたが、その女性の息遣いや匂いが感じられるほど、生きた作品でした。
本人は、とっても謙虚で、静かなタイプ。いわゆる多くのアーティストに共通するヒッピーな雰囲気や強すぎる個性とはほど遠く、どちらかというと職人タイプのロレンソ。
作品を見せてもらっている間は、子供たちが動くたびにハラハラ。十分楽しませてもらった後、再び覆いをかぶせて、ホッと一安心です。
子供に優しいロレンソは、あたりに散らばる絵の具に興味を持って、絵を描きたいと駄々をこねる子供たちにキャンバスを提供してくれました。まずは4歳のダリオ君。この絵、最終的にとっても芸術的に仕上がったのですよ。
さて次はイネス。これは何でしょうね。どこかの国旗なんだそうです。はあ・・・。
パレットに並ぶ鮮やかな色。子供たち楽しくって仕方ないですね。
数々の素晴らしい作品を世の中に送り出しているのに、彼の自宅に飾られているのはわずか2点のみ。一点一点思いをこめて完成させるも、翌日には巣立っていってしまう作品たち。「そろそろ作品を自分の手元に残しておきたいな」、という彼のつぶやきは、まさに職人のため息でもありました。
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ぜひ彼の作品を観ていただきたい。超リアリズムと言うのでしょうか、まるで写真のように完璧な描写。でも写真よりずっと立体感があり、躍動感のある彼の作品。
この日は特別に、前日に完成したばかりで、翌日にはパリのアトリエに送られてしまうという貴重なタイミングで作品を見せてもらいました。覆った布が外されて、畳一畳ほどのその作品を目の前にしたときの、息を呑むような衝撃は忘れられません。中央に女性が描かれた絵でしたが、その女性の息遣いや匂いが感じられるほど、生きた作品でした。
本人は、とっても謙虚で、静かなタイプ。いわゆる多くのアーティストに共通するヒッピーな雰囲気や強すぎる個性とはほど遠く、どちらかというと職人タイプのロレンソ。
作品を見せてもらっている間は、子供たちが動くたびにハラハラ。十分楽しませてもらった後、再び覆いをかぶせて、ホッと一安心です。
子供に優しいロレンソは、あたりに散らばる絵の具に興味を持って、絵を描きたいと駄々をこねる子供たちにキャンバスを提供してくれました。まずは4歳のダリオ君。この絵、最終的にとっても芸術的に仕上がったのですよ。
さて次はイネス。これは何でしょうね。どこかの国旗なんだそうです。はあ・・・。
パレットに並ぶ鮮やかな色。子供たち楽しくって仕方ないですね。
数々の素晴らしい作品を世の中に送り出しているのに、彼の自宅に飾られているのはわずか2点のみ。一点一点思いをこめて完成させるも、翌日には巣立っていってしまう作品たち。「そろそろ作品を自分の手元に残しておきたいな」、という彼のつぶやきは、まさに職人のため息でもありました。
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by yumisergio
| 2011-04-30 20:51
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